Big Burnout MAN(ビッグバーンアウトマン)の正体は、韓国のプレイヤーKingRangMan氏(@KingRangMan)です。本業はWeb漫画の作家で、スト5時代から知られるケン&カゲ使い。2025年11月、カワノ選手との対戦をきっかけに、本人のXポストで判明しました。
Big Burnout MAN(ビッグバーンアウトマン)とは
アルティメットマスター帯のランクマッチに現れる、開幕からすぐに自らバーンアウトするという特異なスタイルのプレイヤーです。普通に考えれば不利しかない状態を自分から作りに行くにもかかわらず、高ランクを維持し続けていることで話題になりました。
有名プレイヤーとの対戦動画がいくつも人気になっています。有名どころと当たっている時だけこのプレイかと疑われていることもありますが、常にこのプレイで人気を博しています。
正体判明の経緯
2025年11月26日にカワノ選手が対戦動画を公開すると、その翌日、KingRangMan氏本人がこの動画を引用ポストしました。韓国語のポストで、翻訳では「なるおさん以来、こんなめちゃくちゃなプレイでリスペクトされるとは思わなかった。偶然会ったけど楽しかったです、かわのさん…、次に会ったらまた一戦お願いします…」と語っています。
これを受けて、海外プレイヤーに詳しい白水さんによると、スト5時代からPSアカウントで知られていたずっとケン&カゲ使いのプレイヤーです。スト6ではPCアカウントで遊んでいたため、同一人物だとすぐには気づかれていませんでした。本業はWeb漫画で、Xではスト6に関するつぶやきはほとんどありません。
データで見るビッグバーンアウトマン
各ACT終了時のMR推移です。ACT11以降は最高MRとなります。
ACT1から主にCケンを使いMRを伸ばし続けています。他にエド、テリー、ジェイミー、ルーク、リュウなどを使っていることもあります。ジェイミーを使っている時は名前をBig Drunken Manに変更してプレイされていました。
| ACT | MR |
|---|---|
| ACT1 | 1690 |
| ACT2 | 1802 |
| ACT3 | 1865 |
| ACT4 | 1849 |
| ACT5 | 1833 |
| ACT6 | 1946 |
| ACT7 | 1918 |
| ACT8 | 2042 |
| ACT9 | 1963 |
| ACT10 | 1992 |
| ACT11 | 2030 |
| ACT12 | 2173 |
すぐにバーンアウトする激しいスタイルなので他プレイヤーとかなりデータが違うのではと思い、ACT12終了時(2026年8月1日)のケンMRランキングTOP10の平均データと比べてみました。
| 項目 | BBM | TOP10平均 |
|---|---|---|
| ドライブパリィ成功 | 1.1回(0.5倍) | 2.07回 |
| ジャストパリィ | 0.3回(0.3倍) | 0.89回 |
| 投げ抜け | 0.3回(0.6倍) | 0.50回 |
| ドライブリバーサル | 0.1回(0.5倍) | 0.20回 |
| インパクトを受けた | 0.7回(5.0倍) | 0.14回 |
| インパクトパニカンを受けた | 0.4回(5.7倍) | 0.07回 |
| スタンさせられた | 0.3回(7.5倍) | 0.04回 |
| 壁に追い詰められている時間 | 11.1秒(1.2倍) | 8.9秒 |
| 壁に追い詰めている時間 | 8.3秒(0.6倍) | 13.5秒 |
| SAゲージ Lv1使用率 | 61.0%(2.6倍) | 23.6% |
| SA Lv2使用率 | 13.7%(0.4倍) | 30.5% |
| SA Lv3使用率 | 16.4%(0.4倍) | 37.0% |
まず目を引くのが食らっている側の数字です。インパクトを受けた回数はレジェンド勢の5倍、インパクトパニカンは5.7倍、スタンに至っては7.5倍。すぐにバーンアウトするのでインパクトを打たれまくっています。当然といえば当然の代償です。
SAゲージの使い方も真逆です。TOP10がLv2・Lv3中心(合計67.5%)でゲージを貯めて使うのに対し、BBMはLv1が61%。当てると入れ替わるケンの優秀なSA1をバーンアウト中の凌ぎにたくさん使っていることが分かります。
続いてドライブゲージの使い道の内訳です。
| ゲージの使い道 | BBM | TOP10平均 |
|---|---|---|
| キャンセルドライブラッシュ | 40.30%(1.0倍) | 38.62% |
| オーバードライブアーツ | 30.78%(2.3倍) | 13.57% |
| ドライブパリィ | 10.36%(0.8倍) | 13.51% |
| ダメージ | 8.62%(0.3倍) | 24.67% |
| パリィドライブラッシュ | 7.23%(1.0倍) | 6.95% |
| ドライブインパクト | 1.85%(1.6倍) | 1.16% |
| ドライブリバーサル | 0.82%(0.6倍) | 1.48% |
意外なことに、キャンセルラッシュの使用率はレジェンド勢とほぼ同じです。大きく違うのはオーバードライブアーツ(OD技)への配分で、平均の2.3倍。開幕OD波動などですぐにバーンアウトしているのをよく見るのでこの数値なのでしょう。
そしてもう一つ目を引くのが「ダメージ」、つまりガードや被弾でゲージを削られた割合です。レジェンド勢はゲージの4分の1を相手に削られているのに対し、BBMはわずか8.6%。回復したそばからOD技とラッシュに変換し切るのでそもそも削られるゲージがありません。面白いですね。
これだけの代償を払いながら、ACT12の最高MRは2173。正体は分かりましたが、なぜバーンアウトし続けるのかは本人にしか分かりません。今後もこのプレイを続けてくれると思います。奇抜なプレイは見ててとても楽しいで彼の今後が楽しみです。


